剪定の時期はいつ?|庭木を秋冬に切っていい枝・待つ枝

迷ったらココだけ:3択早見
- 葉が落ちる木(梅・モミジ・サルスベリなど) → 葉が落ちた冬が剪定の本番。秋のうちは枯れ枝の片付けまで
- 春に花が咲く木(ツツジ・椿など) → 秋冬は花のつぼみを切ってしまうので待つ。剪定は花が終わった直後
- 枯れ枝・折れた枝 → 時期を問わず、見つけたら元から切ってよい
この記事の仕様・販売状況は2026年10月時点のものです。
「庭木の剪定って、今の時期にやっていいの?」
夏に伸びた枝が気になる秋。ところが剪定には木ごとの向き・不向きの時期があり、同じ「秋に切る」でも、木によっては翌年の花がなくなってしまいます。
この記事では、家の庭木を秋〜冬に切っていい枝・待ったほうがいい枝を、木の種類ごとの一覧表と手順でまとめます。最後に、冬の剪定で一番多い「1cm前後の枝」を切る道具の選び方にも触れます。
WARAIGAOは植木屋さんではなく、片手で使う家庭用の剪定ばさみを作って売っています。刈込ばさみ・高枝切りばさみ・剪定のこぎりは扱っていません。だから「この作業は剪定ばさみの出番ではない」場面も、そのまま書きます。
こんな人におすすめ
- 庭木の剪定を、秋と冬のどちらにやればいいか迷っている方
- 花の咲く木を切って、翌年花が咲かなかったことがある方
- 木の種類ごとの剪定時期を一覧で知りたい方
- 冬の剪定に使う道具を、枝の太さで選びたい方
目次
剪定の時期は「木の種類」で決まる
「剪定は冬」とよく言われますが、すべての庭木に当てはまるわけではありません。家の庭木は、大きく3つに分けて考えるとわかりやすくなります。
- 葉が落ちる木(落葉樹)=梅・モミジ・サルスベリなど。葉が落ちて休んでいる冬が剪定の本番
- 一年中葉がある木(常緑樹)=シマトネリコ・オリーブなど。寒さに弱いものが多く、真冬の強い剪定は避けるのが一般的
- 春に花が咲く木(花木)=ツツジ・椿など。夏〜秋に翌年の花のつぼみ(花芽)ができるため、剪定は花が終わった直後
迷ったときの合言葉は、「葉が落ちる木は冬、花の咲く木は花のあと」です。ここから先は一般的な目安です。寒い地方・暖かい地方や品種によって前後するので、大切な木は、買った園芸店や地域の植木屋さんにも確かめてください。
【一覧表】庭木の種類別・剪定の時期の目安
検索の多い庭木を中心に、剪定の時期の目安と「秋〜冬に切ってよいか」を並べました。
| 木の種類 | 主な木 | 剪定の目安 | 秋〜冬は |
|---|---|---|---|
| 葉が落ちる木 | 梅・モミジ・サルスベリ | 葉が落ちた冬(12〜2月ごろ) | ◎ 冬が本番 |
| 一年中葉がある木 | シマトネリコ・オリーブ | 新芽が出る前の春(3〜4月ごろ)。伸びた枝を整えるのは初夏〜秋の初め | △ 秋の初めに軽く整える程度。真冬の強い剪定は避ける |
| 春に花が咲く木 | ツツジ・サツキ・椿 | 花が終わった直後 | ✕ つぼみができているので刈り込まない(枯れ枝だけ切る) |
| 夏に花が咲く木 | アジサイ | 花が終わった直後〜夏のうち | ✕ 秋冬は翌年の花芽を切りやすい(枯れた花がらだけ) |
| 秋に花が咲く木 | キンモクセイ | 花が終わった秋に軽く、または春先(2〜3月ごろ) | ○ 花が終わったあとに軽く |
| 松 | クロマツ・アカマツ | 古い葉を抜く手入れは冬(11〜2月ごろ) | ○ ただし手間がかかる。慣れない場合は植木屋さんへ |
表の「◎」の木は、冬にまとめて切れます。「✕」の木を秋に刈り込むと、翌年の花が減ったり、咲かなかったりします。花の咲く木は、秋冬に形を整えたくなっても、枯れ枝を切るだけにとどめるのが安全です。
バラは、品種や育て方で剪定の時期と切り方が変わります。バラの剪定に使うハサミと切り方は、こちらで詳しく書いています。
【関連記事】バラの剪定ばさみの選び方|茎をつぶさない刃の形が先
秋〜冬にやっていい剪定・やめた方がいい剪定
秋〜冬にやっていい剪定
- 枯れ枝・折れた枝・病気の枝を元から切る(どの木でも、時期を問わずにできる)
- 葉が落ちる木の冬の剪定(葉がないので枝の形が見え、どこを切るか決めやすい)
- 内側に向かう枝・ほかの枝と交差した枝・まっすぐ上に勢いよく伸びた枝を、付け根から抜く(細い枝を間引く程度)
- 一年中葉がある木の、飛び出した枝を軽くそろえる(寒くなる前の秋の初めまで)
秋〜冬はやめた方がいい剪定
- 春に花が咲く木の刈り込み=翌年の花のつぼみを切り落としてしまう
- 一年中葉がある木の、真冬の強い剪定=寒さで傷みやすいと言われる
- 太い枝をいきなり大きく切り詰める=切り口が大きくなる。木を小さくしたいときは、何年かに分けて少しずつ
冬の剪定は、生きている枝の切り口をきれいに残すことも大切です。切り口をつぶさないハサミの見分け方は、こちらにまとめています。
【関連記事】剪定ばさみの選び方|家の庭は1cmの枝が切れれば足りる
やり方:秋冬の剪定を1日で終わらせる手順
家の庭木なら、次の順番で進めると、切りすぎや切り忘れを防げます。
手順1:先に手袋をする
剪定ばさみは刃物です。枝を押さえる手を刃で切らないよう、手袋をしてから始めます。剪定用の手袋は、とげ用と刃物用で選び方が違います。
【関連記事】剪定用手袋のおすすめと選び方|トゲ用と刃物用は別物
手順2:枯れ枝から切る
最初に、枯れ枝・折れた枝だけを元から切ります。これだけで木の中がすっきりして、残りの枝の形が見えてきます。
手順3:抜く枝を決める
内側に向かう枝、交差した枝、まっすぐ上に勢いよく伸びた枝を探します。切る前に1歩下がって木全体を見て、「この枝がなくなったらどう見えるか」を確かめてから切ると、切りすぎを防げます。

手順4:枝の付け根で、刃の根元に挟んで切る
枝は途中で切らず、枝分かれの付け根か、外に向いた芽の少し上で切ります。切るときは、枝を刃先ではなく刃の根元(持ち手に近い側)まで深く入れて、一度で切り落とします。刃先で切ると余計な力が要り、切り口もつぶれやすくなります。

握る力に自信がない場合は、片手で切りやすいはさみの条件をこちらで確かめてください。
【関連記事】剪定ばさみを軽い力で使う|握力が弱くても片手で切れる3条件
手順5:太い枝は無理をしない
一度で切れない太さの枝は、はさみでこじらず、剪定のこぎりに替えます。高い場所の枝は、脚立の上で無理をせず、届く範囲だけにとどめてください。
手順6:終わったら刃を拭く
刃に付いた樹液や汚れを拭き取ってからしまいます。次に使うときの切れ味が落ちにくくなります。
冬の剪定は「1cm前後の枝」がほとんど
家の庭木の冬の剪定で切るのは、ほとんどが1cm前後の枝です。剪定ばさみのレビューを集計すると、切っている枝の太さは1cm前後が一番多く見られました。冬の剪定は、1cm前後の枝を何十回も続けて切る作業です。
枝の太さで、合う道具は次のように変わります。
| 枝の太さ | 合う道具 | ひとこと |
|---|---|---|
| 細い枝〜1cm前後 | 片手の剪定ばさみ | 冬の剪定の大半はここ。続けて切っても手が疲れにくいかで選ぶ |
| 2〜3cm | 剪定ばさみ(限界の範囲) | しっかり握れば切れるが、本数が多い日はのこぎりも用意 |
| 3cm超 | 剪定のこぎり | はさみでこじると刃を傷め、切り口も割れやすい |
| 生垣の面をそろえる | 刈込ばさみ | 片手の剪定ばさみで生垣全体をそろえるのは大変 |
細い枝を少し切るだけなら、100均のはさみで足りる場合もあります。どこで線を引くかは、こちらで比べています。
【関連記事】剪定ばさみは100均で足りる?|枝の太さで決まる分かれ目
正直に書きます|WARAIGAOの剪定ばさみが秋冬の剪定で向かない場面
冬の剪定に向けて作った1本ですが、すべての作業に向くわけではありません。向かない場面を先に書いておきます。
①3cmを超える枝は切れません
2cmまでがラクに切れる範囲、2〜3cmはしっかり握れば切れる限界の範囲です。太い枝は剪定のこぎりを使ってください。
②生垣の面をそろえる作業には向きません
1本ずつ枝を選んで切るはさみです。生垣を平らに刈りそろえるなら、両手で使う刈込ばさみのほうが早く終わります。
③高い枝には届きません
片手で持つ長さのはさみです。手の届かない高さの枝は、高枝切りばさみを使うか、植木屋さんに頼んでください。
④発売したばかりで、購入者のレビューはまだ多くありません
2026年10月に発売した新商品です。この記事の数字(重さ・切れる太さ)は、商品の仕様と実物での確認にもとづくものです。実際に使った方の声は、Amazonの商品ページのレビューで確かめてください。
WARAIGAOの剪定ばさみは、50本以上の剪定ばさみを取り寄せ、1本ずつ手に取って比べた中から選んだ1本です。


WARAIGAO 剪定ばさみ
片手で使う家庭用の剪定ばさみです。滑車式(ラチェット)構造・重さ180g・SK-5の刃・刃を閉じて留めるロックつまみ・吊り下げ穴付き。2cmまでの枝はラクに、2〜3cmの枝はしっかり握れば切れます。3cmを超える枝はのこぎりをお使いください。到着後30日以内の初期不良保証付きです。
向く人:冬の剪定で、1cm前後の庭木の枝を何十回も切る人/手が小さい・握る力に自信がない人
向かない人:生垣の面を刈りそろえたい人/3cmを超える枝や高い枝を日常的に切る人
よくある質問
Q. 剪定してはいけない時期はありますか?
A. 木の種類によってあります。春に花が咲く木(ツツジ・椿など)は、夏〜秋に翌年の花のつぼみができるため、秋冬の刈り込みは避けます。一年中葉がある木は、真冬の強い剪定を避けるのが一般的です。
Q. 秋に剪定しても大丈夫ですか?
A. 枯れ枝や折れた枝を切るのは、秋でも問題ありません。葉が落ちる木の本格的な剪定は、葉が落ちてからの冬にまとめて行うのが一般的です。
Q. 冬の剪定はいつまでに終えればいいですか?
A. 葉が落ちる木は、春に芽が動き出す前(一般に2月ごろまで)が目安です。地域や木の種類で前後するので、芽がふくらみ始めたら強い剪定は控えてください。
Q. 枯れ枝は、いつ切ってもいいですか?
A. はい。枯れ枝・折れた枝・病気の枝は、時期を問わず見つけたときに元から切ってかまいません。病気の枝を切ったあとは、刃を拭いてから次の枝に移ると安心です。
Q. 剪定ばさみで切れる枝の太さは、どれくらいですか?
A. はさみによって違います。WARAIGAOの剪定ばさみは、2cmまでがラクに切れる範囲、2〜3cmがしっかり握れば切れる限界の範囲です。3cmを超える枝は、剪定のこぎりを使ってください。
Q. 切り口に何か塗ったほうがいいですか?
A. 1cm前後の細い枝なら、塗らずに済ませることが多いです。太い枝を切った場合は、園芸店で売られている切り口の保護剤を使う方法があります。使う場合は、その商品の表示に従ってください。
まとめ
剪定の時期は、木の種類で決まります。秋〜冬は、葉が落ちる木の剪定と、枯れ枝の片付けの季節です。
この記事のまとめ
- 葉が落ちる木は、葉が落ちた冬(12〜2月ごろ)が剪定の本番
- 春に花が咲く木は、秋冬に刈り込まない。剪定は花が終わった直後
- 一年中葉がある木は、真冬の強い剪定を避ける
- 枯れ枝・折れた枝は、時期を問わず元から切ってよい
- 冬の剪定は1cm前後の枝がほとんど。3cmを超える枝はのこぎりに任せる
剪定の日は、はさみと一緒に手袋も作業に合わせて選びます。100均の手袋で足りるかどうかは、こちらで比べています。
【関連記事】剪定の手袋は100均で足りる?|軍手・ワークマンと正直比較
庭仕事全体で手袋をどう使い分けるかは、こちらにまとめています。
【関連記事】庭仕事の手袋|草抜き・剪定・花壇で正解が違う3種類

WARAIGAO 剪定ばさみ
2枚の刃がすれ違って切る形・滑車式(ラチェット)構造・重さ180g・SK-5の刃。冬の剪定のように、1cm前後の庭木の枝を続けて切る日のための1本です。
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