剪定ばさみは100均で足りる?|枝の太さで決まる分かれ目

迷ったらココだけ:3択早見
- 花がら・草花の茎・細い枝先を年に数回切るだけ → 100均の剪定ばさみで足りる庭もある
- 1cm前後の庭木の枝を、一度に何十回も切る → 重さ・開き幅・握る力を補う仕組みで、1本ちゃんと選ぶ
- 3cmを超える枝を切りたい → 剪定ばさみではなく、のこぎりの出番
この記事の仕様・販売状況は2026年10月時点のものです。
「剪定ばさみなんて、100均ので十分じゃない?」
秋は、伸びた庭木の枝を整える季節です。剪定ばさみを買う前に、100円ショップの物で済ませるか、きちんとした1本を買うかで迷う方も多いはずです。
答えは、値段ではなく庭で切る枝の太さと、1回の作業で切る回数で決まります。この記事では、100均で足りる庭と足りない庭の分かれ目を正直に整理します。
WARAIGAOが扱っているのは、片手で使う家庭用の剪定ばさみ1本です。売る側ですが、「この庭なら100均で足りる」もそのまま書きます。また、100均の剪定ばさみは私たちが自分で測って比べたわけではないので、品質の良し悪しは決めつけません。
こんな人におすすめ
- 剪定ばさみを100均で済ませるか、ちゃんとした1本を買うかで迷っている方
- 家の庭木や生垣を、自分で剪定し始めたい方
- 手が小さい・握力が弱くて、疲れにくい剪定ばさみの選び方を知りたい方
- 売り場で剪定ばさみのどこを見ればいいか分からない方
目次
分かれ目は「枝の太さ」と「切る回数」
剪定ばさみを100均で済ませるかどうか。先に決めたいのは、値段ではなく次の2つです。
- よく切る枝の太さ=花がらや草花の茎、細い枝先なのか。1cm前後の庭木の枝なのか。2cmを超える枝も出てくるのか
- 1回の作業で切る回数=数本切って終わりなのか。生垣や庭木を、何十回も握って整えるのか
100均で足りることが多い庭
鉢植えの花がらを摘む、草花の茎を切る、細い枝先を少し整える。このくらいの作業を年に数回なら、100均の剪定ばさみで足りる庭もあります。切る枝が細く回数も少なければ、重さや握りの差が、作業のつらさにつながりにくいからです。
1本ちゃんと選んだほうがいい庭
庭木や生垣の1cm前後の枝を、一度の作業で何十回も切る庭では話が変わります。剪定は、腕を上げたまま何度も握る作業です。重さ・握ったときの開き幅・握る力を補う仕組みの差が、作業の後半の手の疲れになって出てきます。2cm前後の枝がときどき出てくる庭も、それが無理なく切れる1本を選んでおくと安心です。
家の庭で切る枝の太さの目安や、剪定ばさみを選ぶ順番は、こちらで詳しくまとめています。
【関連記事】剪定ばさみの選び方|家の庭は1cmの枝が切れれば足りる
【比較表】100均で足りる庭・1本選びたい庭
まず、切る物と枝の太さで、どの道具が合うかを並べました。
| 切る物・枝の太さ | よくある作業 | 道具の目安 |
|---|---|---|
| 花がら・草花の茎・細い枝先 | 年に数回、数本ずつ | 100均の剪定ばさみや、手持ちの植木ばさみでも足りることが多い |
| 1cm前後の庭木の枝 | 一度に何十回も切る | 軽くて手に合い、握る力を補う仕組みのある剪定ばさみ |
| 2〜3cmの枝 | ときどき出てくる | その太さが切れると表示された剪定ばさみ。表示は限界の数字であることが多い |
| 3cmを超える枝 | 年に数回 | 剪定ばさみではなく、のこぎり |
次に、売り場で100均の剪定ばさみを手に取るときに見る点と、WARAIGAOの剪定ばさみの中身を並べます。
| 買う前に見る点 | 100均の剪定ばさみを選ぶとき | WARAIGAOの剪定ばさみ |
|---|---|---|
| 切れる枝の太さ | パッケージの表示を確かめる | 2cmまではラクに、2〜3cmはしっかり握れば切れる(限界)。3cm超はのこぎり |
| 重さ | グラム表記があれば比べる | 180g |
| 刃 | 刃の素材の表示を確かめる | SK-5の刃 |
| 握る力を補う仕組み | あるかどうかを確かめる | 滑車式(ラチェット)構造 |
| 刃を閉じて留めるロック | 片手でかかるか、しっかり留まるかを確かめる | 刃のロックつまみ付き |
| しまい方 | 吊るせる穴があるかを見る | 吊り下げ穴付き |
| 不具合があったとき | お店の返品・交換のルールを確かめる | 到着後30日以内の初期不良保証 |
100均の欄に良し悪しを書いていないのは、私たちが100均の剪定ばさみを測って比べていないためです。商品ごとに違うので、売り場で表示と実物を確かめてください。

剪定のほかに草抜きや花壇の作業もあるなら、作業ごとに手袋の正解も変わります。
【関連記事】庭仕事の手袋|草抜き・剪定・花壇で正解が違う3種類
100均で足りるか、売り場で確かめる4つの手順
100均で買うか迷ったら、次の順番で確かめると決めやすくなります。
手順1:よく切る枝に定規を当てる
自分の庭でいちばんよく切る枝に、定規を当ててみてください。鉛筆より少し太いくらいなら1cm前後です。「毎回切る枝」と「年に数回だけ出てくる太い枝」を分けて見るのがコツです。太い枝が年に数回だけなら、その枝はのこぎりに回して、はさみは毎回切る枝に合わせて選べます。
手順2:1回の作業で何回切るかを思い出す
数本切って終わりなら、100均の剪定ばさみが候補に入ります。生垣や庭木を一度に何十回も切るなら、手順3と手順4を丁寧に見てください。同じはさみでも、切る回数が増えるほど重さや握りの差が効いてきます。
手順3:実際に握って、重さと開き幅を確かめる
剪定ばさみは、刃が開くと持ち手も大きく開きます。開いた状態から、指が無理なく届くかを売り場で握って確かめてください。開き幅が手に対して大きすぎると、握るたびに指を目いっぱい広げることになり、すぐに疲れます。重さは、見た目ではなくグラム表記で比べます。

手順4:ネジ・バネ・ロックを確かめる
どの値段の剪定ばさみでも、傷みやすいのは刃を留めるネジ・バネ・ロックといった動く部分です。ネジがゆるんでいないか、バネがしっかり付いているか、ロックが片手でかかって刃を閉じたまま留まるかを見てください。
買ったあと、どの剪定ばさみでも、枝は刃の根元(持ち手に近い側)で挟んで切ります。刃先で切ると余計な力が要り、刃にも無理がかかります。100均の物で「切れない」と感じたときも、まず挟む位置を見直してみてください。
剪定ばさみの刃や枝の切り口で手を切らないための手袋の選び方は、こちらにまとめています。
【関連記事】剪定用手袋のおすすめと選び方|トゲ用と刃物用は別物
手が小さい・握力が弱い人は「仕組み」も見る
切る枝が細く、回数も少ないなら、手に合う物が見つかれば100均の剪定ばさみでも足ります。迷うのは、1cm前後の枝を何十回も切るのに、握る力に自信がない場合です。
そのときは、軽さ・開き幅のほかに、握る力を補う仕組みがあるかを見てください。代表的なのがラチェット式(滑車式)です。持ち手の付け根に歯車や滑車のような部品が入っていて、一度で切り落とせない枝でも、握る・少しゆるめる・また握る、を繰り返して刃を少しずつ進められる作りです。1回の握りに全部の力を込めなくてよいので、手が疲れにくくなります。

選ぶときの基準は、性別や年齢ではありません。自分の手の大きさと、握る力です。
はさみと同じように、剪定の手袋も100均で足りるかどうかは作業の中身で決まります。対になる記事として、こちらで比べています。
【関連記事】剪定の手袋は100均で足りる?|軍手・ワークマンと正直比較
正直に書きます|WARAIGAOの剪定ばさみが向かない場面
100均で足りる庭があるのと同じように、WARAIGAOの剪定ばさみにも向かない場面があります。
①細い枝を年に数回切るだけなら、買い足さなくて大丈夫です
花がらや草花の茎、細い枝先を年に数回切るだけなら、100均の剪定ばさみや手持ちの植木ばさみで足りる庭もあります。切る回数が増えて「手が疲れる」と感じてからでも遅くありません。
②3cmを超える枝は切れません
2cmまでがラクに切れる範囲、2〜3cmはしっかり握れば切れる限界の範囲です。3cmを超える枝は、無理に切ろうとすると刃やネジを傷めます。剪定のこぎりを使ってください。
③高い所の枝には届きません
脚立に乗っても届かない枝は、高枝切りばさみの出番です。脚立の上で無理に腕を伸ばして片手で切るのは、はさみの種類を問わず避けてください。
④発売したばかりで、購入者のレビューはまだ多くありません
2026年10月に発売した新商品です。この記事の数字(重さ・切れる太さ)は、商品の仕様と実物での確認にもとづくものです。実際に使った方の声は、Amazonの商品ページのレビューで確かめてください。
剪定ばさみの刃による切り傷に備える防刃手袋にも、防げないことがあります。とげのある枝やバラを扱う前に、確かめておいてください。
【関連記事】防刃手袋が使えない場面5つ|チェーンソー・針・熱は防げません
WARAIGAOの剪定ばさみは、50本以上の剪定ばさみを取り寄せ、1本ずつ手に取って比べた中から選んだ1本です。


WARAIGAO 剪定ばさみ
片手で使う家庭用の剪定ばさみです。SK-5の刃・重さ180g・滑車式(ラチェット)構造・刃を閉じて留めるロックつまみ・吊り下げ穴付き。2cmまでの枝はラクに、2〜3cmの枝はしっかり握れば切れます。3cmを超える枝はのこぎりをお使いください。到着後30日以内の初期不良保証付きです。
向く人:庭木や生垣の1cm前後の枝を、一度に何十回も切る人/手が小さい・握る力に自信がない人
向かない人:花がらや細い枝先を年に数回切るだけの人(100均や手持ちのはさみで足ります)/3cmを超える枝を日常的に切る人
よくある質問
Q. 100均の剪定ばさみは、すぐ壊れますか?
A. 商品ごとに違うため、一概には言えません。私たちは100均の剪定ばさみを自分たちで測って比べてはいないので、「すぐ壊れる」とも「長持ちする」とも決めつけません。どの値段の物でも、傷みやすいのは刃を留めるネジ・バネ・ロックといった動く部分です。買う前に、ネジがゆるんでいないか、バネがしっかり付いているか、ロックが片手でかかるかを確かめてください。
Q. 100均の剪定ばさみで、何cmの枝まで切れますか?
A. 商品のパッケージや表示を確認してください。切れる太さの表示は「がんばればそこまで切れる」限界の数字であることが多いため、よく切る枝の太さに対して余裕のある物を選ぶと失敗しにくくなります。3cmを超える枝は、剪定ばさみではなく、のこぎりに任せるのが目安です。
Q. 100均の剪定ばさみは、研いで使えますか?
A. 切れ味が落ちたと感じたら、研ぐ前に、まず刃についた樹液や汚れを拭き取ってみてください。樹液が固まると刃の動きが重くなり、切れなくなったように感じることがあります。研げるかどうか・研ぎ方は刃の素材や形で変わるため、商品の説明書や表示を確認してください。
Q. 手が小さい・握力が弱い場合、100均の剪定ばさみでも大丈夫ですか?
A. 切る枝が細く、回数も少ないなら、手に合う物が見つかれば足ります。見るのは、重さ・握ったときの開き幅・握る力を補う仕組みの3つです。1cm前後の枝を一度に何十回も切るなら、何回かに分けて握ることで刃を進められるラチェット式(滑車式)のように、握る力を補う仕組みのある物のほうが手は疲れにくくなります。
Q. 剪定のときの手袋も、100均で足りますか?
A. 作業の中身で変わります。落ち葉を集める・細い枝を数本拾うだけなら、100均の軍手でも足ります。剪定ばさみで枝を何十回も切る、切った枝を抱えて運ぶ作業が入るなら、刃物の切り傷に備える手袋を考えてください。なお、防刃手袋はバラなどのとげ(先端が一点に刺さる力)には対応していません。とげのある枝には、厚手の革手袋など、とげ向きの手袋を選んでください。
まとめ
剪定ばさみが100均で足りるかどうかは、値段ではなく「よく切る枝の太さ」と「1回に切る回数」で決まります。細い枝を年に数回なら100均で足りる庭もあり、1cm前後の枝を何十回も切るなら、手に合う1本を選んだほうが作業はラクになります。
この記事のまとめ
- 分かれ目は「よく切る枝の太さ」と「1回に切る回数」
- 花がら・草花の茎・細い枝先を年に数回なら、100均で足りる庭もある
- 1cm前後の枝を何十回も切るなら、重さ・開き幅・握る力を補う仕組みで選ぶ
- 売り場では、切れる太さの表示・重さ・開き幅・ネジとバネとロックを確かめる
- どの剪定ばさみでも、枝は刃の根元で切る。3cmを超える枝はのこぎりに任せる
草刈り鎌など、剪定ばさみ以外の刃物を使う庭仕事で手を切らないための考え方は、こちらで解説しています。
【関連記事】草刈りで手を切る前に|鎌の滑りと草の切り口から指を守る




